仕事の便利帳

人生をポジティブに捉え成功に導く一隅を照らすという意味

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自分の考えがどうしてもネガティブで物事をマイナスに捉えてしまう
心配性でいつも最悪の事を考えてしまう。
そんな人が一定数身の回りにいる。

もし、あなたがそういうタイプで、もう少しポジティブになりたいと思っているなら今回の記事で述べる『一隅を照らす』という言葉がある種、精神のサプリメントとなり、心の体質改善を助けるだろう。繰り返し読んで、その中身を継続して実践していってもらいたい。

環境はすぐに変えられない

環境で人は変わるのだが

自分を変えるには行動を変えること

夢実現の為だけではない。コミュニケーションが苦手などで、自分の殻から飛び出せないわが子やダイエットに何度も挑戦し挫折しているような知人がいたら伝えてほしい。

今の自分を変えるには、結果的には思考を変えていくわけだが、

今日から自分は変わるぞ、と決意を新たにしたところで

これまで変わらなかった訳だから、またすぐに昨日までの生活に戻ってしまう。

大事なのは、思考の前に行動を変える事だ。

変わろうと思うだけでは変われない

今までと同じ環境なら過去の延長線上の行動しかとれない訳なので、行動を変えたければ環境を変えるのが一番。

決意を新たにするだけで今日の行動を変えなければおそらく何も変わりえない。
行動を変えるための一つの方法が環境を変える事なのだ。

環境を変えるとは、例えば、

  • 住む場所を変える
  • 生活の中心の場所(学校や職場)を変える
  • 付き合う人を変える

などがある。

一人暮らしで自立していれば十分可能な条件だ。

ただ、あなたはこれを実践できる環境にいるだろうか。大抵の人はそんなことは出来やしないと考えられる。

家族がいて、生活がある。大切な友人関係もある。

まだ未成年なら自由に動けないし、大人でも家族と別居するなどの決意が必要になる。

環境を変えるとは実にハードルの高い、理想論に近いものだ。

変えられない環境ならそこの支配者となるべし

もう一つは今の環境を支配し、自分で舵を取れるように成長していく事である。
そう簡単に環境を変えられる人ばかりではないだろう。
それならば自己を取り巻く環境を支配する事に切り替えよう。

今の置かれた立場で周囲に認められ、その上で、自分の目指す夢実現に必要な環境へステージを変えて行けば良いのだ。
むしろ、後ろ向きな理由で環境を変える位なら、こちらの方が、リスクも少ない上に大きく成長する可能性を秘めている。

このことについてもう少し詳しく話をしたい

一隅を照らす人になれ

置かれた場所で咲きなさい

コミュニケーションを駆使して独自の地位を掴め

元ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんの有名な「置かれた場所で咲く」という言葉がある。

若いころ思いもかけない土地に赴任を命じられた渡辺氏がある外国人宣教師から「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を贈られた。「咲くという事は諦める事ではない。神によってここに植えられた事は良い事だと微笑みの生活で証明する事です。」と教えられた。

 

修道院に入りたての頃少なからず不満を抱いていた渡辺氏は、他人から優しく親切にされる事に期待し、それが得られない事に失望していた自分が変わらなければどこに行っても同じである事を当時の神父から教えられ、自分が変わる事を実践した。すると次第に周囲の扱いも変わっていったという。

自分の置かれた環境で全力を尽くす事で、周囲に信頼され自分のやりたいように決定権を認めてもらおう。
正に渡辺和子の言う「置かれた場所で咲く」という事を実践し、道を切り開くやり方だ。

様々な課題を解決し、夢をかなえるためには他人と関わって自分の目標を達成していかなければならない。コミュニケーションを取って行く能力が高いほど大きな仕事をコントロール出来る。世界一の投資家ウォーレン・バフェットは、複雑な数式を学ぶより会話や文章による円滑なコミュニケーションを学ぶ事の方が重要だ、と述べている。

自信をつける

他人と適切なコミュニケーションを取るには自信をつけることだ。自分に自信が無ければ、コミュニケーションで自己主張をすることもままならない。やりたい事を実現するためには自己主張はどうしても必要になってくる。

それには小さな成功を積み重ねていくこと

そのために小さな目標を立てて、達成しやすくすること
失敗も一つの実験ととらえくよくよせずに次々にチャレンジしていく習慣をつける事である。

一隅を照らす人になる

そうやって成功を経験し、自信をつけた人は人間的な魅力にあふれ。
さわやかな自己主張が出来るようになり。周囲を導いて行ける一隅を照らす人になる。

まずは自分の周りを明るくするのだ。
「いちぐうをてらす」とは元々、大きな場所でなくても今いる片隅で物事に精一杯取組み懸命に努力する人こそ国の宝である、という意味だ。

そういう人は、どこへ行ってもその一生懸命さで周りを照らし、やがては大きな集団をも照らすようになる。
そういう人間が自然と小集団のリーダーとなり、大集団のリーダーに担ぎ上げられるのだ。

環境に支配されるな、支配しろ

夢を実現するにはまず、幸不幸を他人任せにして環境の奴隷になるな、環境の主人となれ。という、渡辺和子氏の言うように「置かれた場所で咲きなさい」という事だ。

そして環境を克服し環境の主人となり能力を最大限発揮し自分の大きさに環境が合わなくなって来た時、自ら積極的にその環境を飛び出していかなければ、それ以上の成長は無い。

言い換えれば、環境の主人となり、置かれた場所で咲くことが出来た者だけが、新たな環境に打って出る資格を得ることが出来るとも考えられるのだ。

環境のせいにしない気概を持つ

まずは置かれた環境が自分の望むものでなかったからといって、環境任せ他人任せで毎日を過ごすようでは、成長もないばかりか、周囲から認められることもない。
尚更自分の立場を低いものにし、今いる環境の奴隷となり、自分の運命を呪いながら人生の時間を浪費する。
望む人生を手に入れるには相当な幸運と時間が必要となってしまうだろう。

そして、気が付いた時にはその運命にあらがう気力も体力も失い、翼をもがれた鳥のようにただ地面を這いつくばりながら、空を飛び交う仲間たちを眺めているだけの人生を送ることになるのだ。

置かれた場所で与えられた仕事に精一杯取り組もう。

仕事を与えられるという事はチャンスを与えられるという事だ。
そこに環境の善悪は関係ないし、それを気にしている場合ではない。
勘違いしがちだが、置かれた環境の中に運不運はあって当然で誰にでも当てはまる。生きていれば色々あるさとそれもひっくるめて戦っていかねばならない。
そこにいる者たちはすべてイコール条件だ。その中でいかに抜け出すかは、自分自身に掛かっている。他人でもましてや環境でもない。泣き言を言っている場合ではない。

チャンスを掴み自ら選択肢を広げる

与えられたチャンスの中で懸命に努力をする。結果が出なくても、その姿勢は必ず誰かが見てくれている。
そこで、認められたものだけに「蜘蛛の糸」が降りてくるのだ。
その糸を逃さず掴め。そうすれば次のステージに引き上げてくれる。
始めは1本の糸が、次のステージでは2本に、その次は4本にと次第に自分で選べる糸が増えてくるだろう。

無い物は選べないが、選べる物を増やす

人生は選択の連続だ。選択肢は少ない。満足のいく選択肢出なくてもその少ない選択肢の中から選ばなければならないのが人生の現実だ。そこに落胆しても泣き言を言っても始まらない。
あるものから選べ。それが人生だ。
無い物ねだりで膝を抱えて泣いている場合ではない。少しでもマシなものに全力で取り組むことだ。

常に全力で生きる者にはその実力を必要とする人が現れ、本人の望みに近い選択肢を与えてくれるのだ。

合わない環境への対処法

酷い時は逃げる

自分の望まない環境に放り出されても我慢しろというのか?

  • いじめのはびこるクラス
  • ブラック企業
  • DV家族など

置かれてみて初めて分かる劣悪な環境にさえ、耐えなければならないというのか?

そんな事は無い。あまりにひどい環境であったなら成功の見込みは無い。すぐさま逃げ出さなければならない。

その時の線引きは

ケースバイケースであるが、一つには法律が指標になってくると言える。
いじめにもいじめ防止対策推進法や民事上の損害賠償責任、刑法などといった法律に定めた犯罪行為が存在する場合や、ブラック企業も労働基準法に定められた法定労働時間を大きく超えるなど、違法行為が認められるはずだ。パワハラ防止法もある。DVなど暴力行為はもっての外だろう。
法律に触れるような行為が認められる環境においては、何がなんでもそこで咲き誇ろうなどとは考えず、直ちに周囲の信頼できる人たちや関係機関に相談し、環境を変えるべきだろう。

法律に触れるような環境からは一日も早く逃げ出そう。広い世界に目を向けよう。

 

今を全力で生きよ

全ては与えられない

今日の100%を出してみよう

先ほど述べたように、常に全力で生きる者にはその実力を必要とする人が現れ、本人の望みに近い選択肢を与えてくれる。

だから、今を生きよう。精一杯。
今日は100%出し尽くしたと言いながらベッドに倒れこむくらいに。
気持ち良い疲労感で一日を終えよう。

筋トレと同じで適度に休息を入れながらで良い。
翌朝には一回り大きくなった自分で目を覚ます事だろう。

環境に泣き言を言って逃げ出すのではない、環境を支配し生き方をコントロールできるようになり、より高みに上るために次は自分の望む環境を主体的に選ぶのだ。そうなれるまでに成長しなければならない。

だから、今を全力で生きるのだ。
出来ることを精一杯やるのだ。

 

 

同じベクトル上に2つの目標を持つ

完璧を目指すのではない。完璧を望んでいたらいつまで経っても前進できない。
目標はいつだって未到達で良い。今日出来ることをやれたかどうかなのだ。将来の大きな目標一日の目標、同じベクトルの上に2つの目標がある。
トータル目標では未熟でも今日の目標は常に100%を出す事だ。弱い自分に打ち勝って、今日やれる事については全力を出し切るのだ。
一日が終わり、例え理想の結果にほど遠くてもいい。望む結果は未完成でも、今日は100%なのだ。その積み重ねが、やがて大きな目標に到達させてくれるのだ。

目標達成ごとに人望を獲得していく

そうやって大きな目標を達成したら、次の目標が与えられるだろう。その時は、周りから与えられる形でやって来るかもしれないし、周りの為に自ら定める形でやって来るかもしれない。
いずれにしても、あなたはもう周囲の人間にとってなくてはならない存在、頼りになる存在に成長しているはずだ。

一隅を照らすとは、置かれた場所で咲くとはそういう人になるという事だ。


例え自覚していないとしても何か目標を与えられるという事は、誰かに何かを期待されるという事であり、全力でそれに応える事で、あなた自身があなたの存在を立派だと思える感覚すなわちプライドを持つことが出来るのである。

プライドを持って仕事をする事がモチベーションを維持し続ける意欲の源となる。同時にそれは他者貢献の共同体感覚を持って自立した人間になるという事である。

まとめ

このブログではいくつもの記事を通して、夢を見つけて叶えるための勉強だけでなく、あなたに行動を起こしてもらいたい願いを届けています。

あなたの周りの小さなコミュニティの中で輝いてもらいたい。
私たちは自分が輝ける環境を納得して選びたいものですね。

一隅を照らす、置かれた場所で咲く人になりたいものです。

その為に今の自分を変えるのだ。

自分の中の弱い、ネガティブな自分を倒せ。

悩んでいる暇があったら、善後策を考えろ。と自分に言い聞かせよう。悩みなどどこかへ吹き飛んでしまうものです。

そこには、問題解決と目標達成に向けたポジティブ思考しか残らないはず。

人間関係はドミノ倒しのようだ。小さな影響も手前から奥へと順に大きく伝わっていく。

目の前の事に全力で取り組んで、

身近な人に魅力を伝えられなければ
夢につながる遠くの人まで思いを届けることはできないと筆者は思うのです。

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