おでかけ

関東から2時間圏内ドライブ、のこぎり鋸山ってどうなの?

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房総の景色

千葉の有名スポット鋸山へ

都心からの日帰りドライブはどこがいいのか

賑やかな都会の多い関東でドライブ、観光する場所は人が集まるテーマパーク、イベント的な所、カフェ、レストランといった所についついフラフラと引き寄せられがち。

それらと相反する様に、首都圏にいるからこそ大自然を感じたいという気持ちがふと頭をもたげてくるもの。
地方出身の者は都会の喧騒に憧れ、都会に住む者ほど自然や田舎ののんびりとした空気を欲しがる。
都会の便利さ、華やかさに憧れて地方から出てくると、その内また自然の癒しを求めて田舎へと戻って行くのだろう。

身近な癒しスポット鋸山がお勧め

余程不便なところはともかく、地方の街が活気を維持しているのはそんな人間の本能的な行動の循環がうまく機能しているからではないだろうか。

そんな都会と大自然とのバランスの取れたドライブコースは関東にいくつもある訳ですが、手ごろな片道2時間圏内、日帰りで行ける千葉県のお勧めの場所とはどこでしょう。
今回は千葉県の程よい田舎にある、絶景スポット「鋸山(のこぎりやま)」を紹介するとしましょう。


都心からは東京湾アクアラインを使う

見た目から名付けられた鋸山

昔、石切り場で山のシルエットがのこぎりの歯のようにギザギザになっている 事から名付けられた鋸山(のこぎりやま)。
千葉県の南、富津市金谷と鋸南町にまたがっていて標高約329メートル。割と低めの山だけれども、山肌がむき出しになっている部分とその独特な尾根の形状から目立った存在である。

今回はその鋸山の景色と有名な観光スポット地獄のぞきのスリルをじっくりと味わうために余裕を持って早朝に出かける事にします。

午前9時の到着を目指してプランを立てると良いでしょう。

都心からのアクセスはご存知東京湾アクアライン

都心から千葉県南部に向かうには、ご存知東京湾アクアラインである。

 

神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ延長約15.1kmの有料道路で、それまで1時間以上掛けてぐるりと東京湾を大回りしていた千葉県南部までのルートを、湾内を横断することで一気にたどり着けるようになった大変便利な有料道路です。横断に掛かる所要時間は約20分。

川崎側から約3分の2は海底トンネルとなっており、片側3車線の広大なトンネルを整然と整備された明るいライトに照らされて快適に進む。
後半のアクアブリッジは遠く広がる東京湾の景色の中を爽快に駆け抜ける。
この、科学技術の象徴的な前半と、大自然の雄大さを感じる後半部分のコントラストを一度に楽しめるのがアクアラインの醍醐味でもあります。

東京湾アクアライン

アクアラインのPA海ほたる午前中がお勧め

東京湾アクアラインと言えば用もないのに必ず立ち寄ってしまう海ほたるパーキングエリア。
仕事などで毎日のように通行している方ならまだしも、数年に1度位しかアクアラインを利用しないのであれば、素通りするわけには行きません。

うみほたる

海ほたるPAはトンネルから橋に切り替わるため作られた人工島に設置された正に孤島といった感じ。
大海原に囲まれた180度の視界を見渡すと日ごろの悩みも小さく思えてくるほど。
カモメが休憩に立ち寄ったり魚たちも岩場に寄って来たりと生物たちにとっても東京湾のオアシスといった所でしょうか。

大きな窓のついたトイレから海を眺めながら用を足せるのも周囲に何もない東京湾のど真ん中ならでは。

海ほたるトイレ

お土産売り場の他、スターバックスコーヒーや大型のクレーンゲームコーナーもありなかなか楽しめるパーキングエリアとなっている。

海風がやはり強いので旅の疲れを癒すどころかちょっぴり体力を消耗するが、子どもは大喜び間違いなしなので心を癒し穏やかにドライブ再開するには最適。
アクアラインをドライブするなら必ず立ち寄りたいスポットだ。


近くまで高速道路が通っているので意外と近い鋸山

海ほたるで気持ちをリフレッシュしたら気分はすでにシティーモードからネイチャーモードに切り替わっている。
都会の喧騒を忘れて自然を満喫するとします。

ロープウェイ利用なら国道からすぐ

 

アクアラインから継続して館山自動車道に入ると40分程で鋸山にたどり着けます。
富津金谷ICを降りて国道127号を右、館山・保田方面へ。東京湾フェリー乗り場を通過、間もなく鋸山ロープウェイの看板を左に入るとすぐロープウェイの駅前駐車場があるのでご利用を。

9:00~17:00の時間帯で運行しているので、ロープウェイを使って山頂近くまで行く事が多いかもしれません。
利用料金は
大人(12歳以上) 片道500円 往復950円
小人( 6歳以上) 片道220円 往復450円

今回はドライブコースとして鋸山メイン観光スポットの地獄のぞき直前の入り口まで行ける駐車場を目指します。

ドライブを楽しむなら登山自動車道

鋸山登山自動車道

鋸山ロープウェイ入り口に目もくれず素通りし、小さなトンネル明鐘隧道を抜けるとすぐに鋸山登山自動車道入り口の看板があります。

そこへ入って行く。120台収容の山頂駐車場も含めて利用料は往復普通車1000円、ワゴン車1,200円となっている。

私の車はホンダのミニバンなのだが、ワゴン車扱いという事で1,200円の料金となった。 このワゴン車という括りは何なのか(笑)
家族連れの多くがミニバンなので認識しておく必要がありますな。

登山道ミニバン

登山自動車道はくねくねと急こう配のワインディングが続き、日光のいろは坂を彷彿とさせる。いろは坂よりも登り勾配はきついかも知れない。

登山自動車道勾配

車窓から見る東京湾の景色も良く、ドライブを楽しみたい方ならロープウェイより断然こちらのルートがお勧めだ。

登山自動車道風景

頂上にある日本寺は当日9時前だったが、早めの8時半ごろには数組が開門を待っていた。
登山道の入り口が何時から開くのかは不明です。

鋸山駐車場

日本寺入り口

日本寺の拝観料700円を支払い観光のメイン地獄のぞきに行くとします。

 

お勧めコースは地獄のぞきから大仏広場から駐車場

必ず行きたい地獄のぞきがメイン

房総の吸い込まれるような景色を記憶に収める

今回はお手軽に観光という事で鋸山山頂ではなく、少し歩いて崖がせり出してスリルが楽しめる地獄のぞきを目的地とします。
日本寺の西口から参道に入り階段を暫く歩くと前方にすぐ地獄のぞきの先端が見えてきます。

地獄のぞき先端

更に足を進めいよいよその先端に立ち周囲を見渡すと房総の広大な景色が広がる。


手すりがあるとは言え、遠くから一転下を覗き込むと地獄が大きな口を開けて待ち構えてている。足がすくみます。

地獄のぞき真下

週末は環境客でごった返すので早朝がお勧め

これだけスリリングかつ心が現われるようなスケールの大きい自然の景色を堪能できると、休日は多くの観光客でごった返す。それこそ地獄へ送られる罪人達のように(笑)地獄のぞき先端から長蛇の列が伸びるという。

今回は平日のしかも開門前から到着して訪れたので参拝客も少なく快適に観光出来た。
地獄のぞきからその先の山頂展望台でもゆっくり景色を眺めたり写真に収めたり出来る。

房総の景色

なので、行くときは少なくとも早朝を狙って地獄の門をくぐる事をお勧めします。
地獄を見届けたなら、地獄で仏。
日本寺の薬師本殿、大仏を拝んで帰りますが、本日の記事はここまでとします。

房総ドライブ行くなら一度は行ってみたい鋸山の地獄のぞきのご紹介でした。

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