茨城県の大洗（おおあらい）町にある水族館アクアワールド・茨城県大洗水族館。大洗海岸の太平洋に面した、千葉県鴨川シーワールドに次ぐ関東最大級の大型水族館である。茨城県を代表する施設として長年親しまれてきた大洗水族館から約165億円を掛けて2002年3月にリニューアルオープンされました。
ネット広告や鉄道広告マスコミ取材の受け入れで知名度を上げる活動を積極的に行っていて、ひたちなか市の国営ひたち海浜公園に隣接し夏の間だけでなく年間を通して毎年１００万人を超える観光客でにぎわう。
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茨城県の小学生が筑波山と並んで遠足で必ず訪れると言われる、そんな関東屈指のレジャースポットの中身を体験レポートしよう。
目次
北関東最大アクアワールドはスケールが違う
東京から1時間半
場所はその名が示す通り茨城県大洗町。東京都内から常磐自動車道と北関東自動車道を通り車で約1時間半で到着する。
アクセス便利な場所にある。
突如現れる美しい外観
７５０台収容の広大な無料駐車場の遥か向こうに、お城の様な本体建物がそびえ立つ。
延床面積約19,800平方メートルという広大な敷地に７階建ての巨大構造建築物は正に茨城県の観光シンボルの名にふさわしい。
ワクワクする心躍る時間がやってくる。
駐車場から階段を登って行くとそこには洗練されたシャープなデザイン中にも温かさのあるクリーム色の近代的な水族館の外観。広場ではかわいいイルカのオブジェがお出迎えだ。
大人も子どもも楽しめる魅力的な館内
スムーズな入場口
右手にお土産ショップ、フードコートのあるマーケットプレイスを見ながら入り口へと向かう。
入り口と出口の動線がしっかり分けられていて、綺麗に整備された清潔感のある通路だ。
有人の受付と自動券売機に分かれていて、セルフの人もそうでない人もあまり待つ事なく、チケットを速やかに購入できる工夫がされている。
自動券売機のボタン配列がとても分かりやすい。
ビジュアルに工夫を凝らした館内
休日の開館直後。お客さんが次から次へとなだれ込む。
入場フロアは3階の位置になる。
たちまち入り口総合案内前フロアは人だかり。
写真映りを意識した色使いはＳＮＳ利用による拡散効果に加え、積極的にメディア取材取り上げられやすいような工夫の一環だ。
見やすいフロアマップで順路に進むのだ。
7階建ての巨大な建物のスケール感あるマップは迫力がありますな。
イルカショーの迫力に圧倒される
入り口を入り４階に上がるとすぐにコロシアムの様なイルカ・アシカオーシャンライブのステージ水槽オーシャンシアターの観客席だ。
御目当てのイルカ・アシカオーシャンライブが直ぐに開演するので先着順で会場へ。前の方の席を確保する。
間近を泳いでウォーミングアップするイルカの迫力ある姿は実際に見てみないとなかなか伝わらない。
前列でアシカやイルカショーを見るときは皆さんご存知、水に濡れる覚悟と対策が必要。
雨ガッパや、レジャーシートなどを用意してアシカのショーを楽しむ人々。
大迫力！イルカの華麗なジャンプ。
きっと血の滲むような訓練をしているはずだが、それを一切感じさせないどころか、コミカルに動いて観衆を楽しませている動物たちとスタッフに感動を覚える。
８種類のゾーンごとに海洋生物たちのテーマを展開
出会いの海ゾーン
アシカとイルカのショーを見た後はいよいよ豊富な数の水槽で海洋生物たちの世界を探検だ。
世界中の魚たちの泳ぐ様子に魅了される
3階に降りて出会いの海ゾーンから鑑賞する。
大洗の近海の魚に留まらず、世界中の海や川の生物など、約580種68,000点の生物をが65の展示水槽の中で生き生きと飼育されている。
２階に降りる長い通路は大水槽の横を通り抜ける。
巨大水槽の中をエイや約15,000匹と言われるイワシなどの近海の海の生物がぐいぐいと勢いよく泳いでいる。
神秘の海ゾーン
2回の神秘の海ゾーンにはくらげの仲間たちが神秘的な姿を見せる。
きらきらと謎めいた光を放つクラゲも
カニなどの大陸棚の生物たちも展示
世界の海ゾーン
特に2022年現在５９種類の数を誇る日本一のサメの飼育展示は圧巻。
サメはアクアワールド大洗水族館のシンボルマークとなっている。
サメの海の水槽の迫力に人々の視線が集まる。
マンボウ専用水槽は日本一の大きさ。
2017年4月現在個体数8尾、最も多かった時期は13尾という。
5階の展示コーナーには3メートルの巨大マンボウのはく製も飾られている。
沖縄の海コーナーは正に南国のパラダイスを表現
みんな大好きチンアナゴも期待通りのパフォーマンスだ。
シャークダディズルーム
３階の奥は、シャークダディという架空の人物が集めたという、サメの骨などの資料のあるラボや、コレクターズショップ、リラックスカフェなどがある
世界の海ゾーン２
４階、５階、６階にかけての世界の海ゾーン２ではエトピリカ、ゴマフアザラシなどの北の海にすむ海獣を鑑賞できる
水族館では珍しい大規模キッズコーナーと魚と触れ合えるタッチングプールがある。
その上の７階展望ホールからは眼下に太平洋の海原と側を流れる那珂川の河口の景色が広がる
森と川ゾーン
ここでは淡水と汽水域に住む魚たちを展示。
川の上流から下流へと流れるように展示して行く。
大きな鯉など、馴染みのある魚たちに出会える、落ち着けるゾーンだ。
出会いのデッキ
出会いのデッキでは大きな水草水槽や北海道の魚たちと出会える。
天井からは世界最大のウバザメ剥製やクジラのはく製、世界最大級のマンボウ剥製（全長3メートル）が展示。
近くで見ると迫力満点だ。
その他の海に関する展示物もある。さかなクンのサインコーナーを発見。
オーシャンゾーン
館内をぐるりと1周して戻ってくるのがオーシャンゾーン
陸の上からでも出会いが楽しめるペンギンやアシカ・イルカの生体を観察
ペンギンの餌やり体験で楽しむ親子連れでにぎわう。
階下に降りると水槽からペンギンたちの泳ぎを観察することが出来る
エキサイティングなショーを堪能したオーシャンシアターの前まで戻って終了だ。
館を出たらお土産とフードコート
家路に付く前のリラックスエリア
水族館の出口を出てもまだお楽しみが残っている。
マーケットプレイスで最後のお買い物だ。
お土産コーナーで楽しかった一日の余韻を形にして持ち帰ることが出来る。
フードコートで帰りのエネルギー補給
水族館本体に入場しなくとも利用できるので近所の人なら日常的に利用できそうである。
まとめ
いかがだっただろうか。
千葉県の鴨川シーワールドに次ぐ関東最大級の大きさを誇るアクアワールド大洗は８つのテーマ別ゾーンで大人も子どもも楽しめる工夫が盛りだくさん。
なかでも日本最多のサメの飼育種類と最大のマンボウの水槽は圧巻の一言。
都心からも車で約1時間半。天候に左右されることが少なく猛暑の夏でも涼しく過ごせる便利なレジャー施設なので、関東近辺に御用の際は茨城の海まで軽く足を延ばしてみてはいかがでしょう。
アクアワールド茨城県大洗水族館
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町８２５２−３
電話 029-267-5151
営業時間 9時00分～17時00分
料金 大人2,000円 小・中学生900円
幼児（3歳以上）300円 3歳未満無料
アクアワールド大洗ホームページ
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