心の便利帳

モテるだけじゃない。好感度を上げて出来る人間になる3ステップ

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私たちは仕事や私生活で他人から自分が思う様な評価を得られないで悩む事があるものです。
好感を持たれるためのファッションや話し方、もて仕草を勉強したり研究したりしても、中々思い描いたような人気者になれない。
あなたも好感を持たれたい、仕事で認められたり異性からもてたいと思っているのではないだろうか。
少なくとも私はそうです。(笑)

そう悩む時は同時に、自分の思った結果を得られない、ついつい後回しにしてしまって目標を達成できない、 といった時が多いもの。

これまでのべ3000人を超える様々な相談を受けてきた。その中でも好感を持てる人物、成功者に話を聞き、経歴や取り組んでいる事を聞かせてもらっているうちにその共通点が見えてきたので、今回それをまとめてみたいと思った次第。
これをヒントにあなたも一緒にモテる人間、成功者への道を歩んで行こうではありませんか。

1.カタチから入る

やり方を変えれば結果が変わる

人は見かけによる

調査会社の相談アドバイザーを始めたばかりの頃、上司から「人は見かけによらないのだから、見た目によってプランに差を付けてはいけない。」と教えられた。

なんでも、過去に、20代くらいの若者で服装も質素なとてもお金持ちに見えなかった依頼者に、これは支払えないだろうというプランの見積もりを立てた所、現金で用意してきたというのだ。聞いてみると祖父の遺産が入って来てそれを貯金していたというエピソードである。

まあ、確かにそういう場合もあるだろう。しかし100名ほどの相談を受けていると、まれに例外はあるものの大体見た目と経済力は一致していることが分かってきた。打ち合わせ中にどうしても生活の背景を聞く訳だが、その人の見た目と経済力にはやはり判りやすい相関関係があった。

相談によれよれの服、汚れて手入れのされていない靴やぼろぼろの安っぽいバッグで来る人はまともな調査プランを組めるほどの料金を支払えない人が殆どだった。平気でタバコを吸い、清潔感も無ければ動きもガサツで言葉遣いも悪い。

大抵の場合そういう「輩」的な依頼者に時間を掛けて最高のプランを提案したところで、それは徒労に終わる。

逆にこの人は何か好感を持てるな、とか輝いているなと感じたり、実際に友人や知人が非常に多い人物にも数えきれないほど出会ってきた。

その人たちは皆清潔感のある服装をしていた。穏やかな物腰で言葉遣いも丁寧だ。もちろん、仕事熱心で経済的にも報われており、十分な調査プランに申し込んでくれたものだ。

次第に私は、言葉遣いも含めた外見でおおよその判断をして、経済的不安のある人には完璧なプランの他にそれなりの簡易的なプランを、余裕のある人には完璧な上に追加のオプションプランを提示出来るようになった。

そうする事によって無駄な営業時間が減り、売り上げを上げる効果的な仕事が出来るようになっていった。

私自身も服装や立ち居振舞いに気を付けるようにした。すると、相談者の反応も誠実になり成功者の人たちと対等に交渉できるような雰囲気が自然とでき、結果より良い仕事を依頼してもらえるようになっていった。

「人は見かけによらない」ということわざは、滅多に起きない事だが、見た目で判断して裏切られる場合もまれにあるから気をつけろという警告の意味である。
実際は人は見た目そのままの事が圧倒的に多い。

成功者は特に高級でなくても清潔感のある服装をしており、姿勢も良い。
逆に人と会うのにだらしのない格好で言葉遣いも乱暴な人は経済的に報われていない人の割合が多い。
人は本能的にそれが分かっているのだ。

当然、前者の方に好感を持つように出来ている。

だから見た目は重要である。

つまり、他人に好かれるためには外見や振舞いで好印象を与える必要があるという事だ。

今、あなたが裕福かどうかは問題ではない、経済的に人間的に余裕があると思わせる事で人に好印象を持ってもらえる訳なので、経済性や人脈は後からついてくるものなのだ。

今一度自分の普段の髪型、服装、言葉遣いを見直してみよう。

メディアや身の回りの理想の人物と比べてみて自分の見た目がかけ離れているようなら
相当な無理をする必要は無いが、普段より少し背伸びをする必要はあるという事だ。

期待だけでは変わらない

在り来たりだが、最低限の服装や会話術を身に付けよう。
カタチから入る事に抵抗がある、ありのままの自分を出す事が一番だという意見もあるだろう。
ありのままの自分で勝負出来ているのであればこの記事を読む必要は無い。
毎月届けられるいつ入ったかも覚えていないメンバーズカードの会報よろしく、ページもめくらずにゴミ箱行きで結構だ。

ただ、あなたは今までの方法で思うように人間関係が行っていないからこの記事を読んでいるのではないだろうか。

やり方が同じなら何度やっても同じ結果しか得られない。
それなのに私たちは自分のやり方を変える事無く、次は上手く行くだろうと根拠のない自信から違う結果を期待して事に臨み、これまでと変わらぬ惨めな結果に見事に打ちひしがれてトボトボと家路につく有様だ。

私たちがこれまでと同じ中身の人間なら次に人と会う時、思うように相手に好かれることもなく信頼を得る事も難しいだろう。

人に好かれていないという事はこれまでの方法が間違っているという事だ。

 

清潔感のある服装や髪型を選ぼう

ビジネスや私生活でも雰囲気良く着こなせる、ビジネスカジュアルがお勧めだ。
ボトムがカジュアルならその他はワイシャツにネクタイ、ジャケットなどがシンプルで爽やかなイメージだろう。
スーツ感6割、カジュアル感4割くらいが丁度良いでしょうな。

仕事でも硬くなりすぎず、プライベートだからといって緩すぎる服装も駄目だ。
欧米人なら5:5の割合でもカッコ良くお洒落に見えるが、日本人の場合はややビジネス感を多めにした方がスマートだ。

ショップの見本などを参考にすれば、間違ったコーディネートになる事は少ない。
これは簡単に時間もかけずにある程度の好感度を得られる方法なので、すぐに実践しよう。

最低限の会話術は準備しよう

普段通りの会話をしていては進歩が無い。
コツは自己アピールより相手を気分良くさせる事を考えて会話に集中する事だ。

初めの内は会話が終わった後、どっと疲れが出るくらいが丁度良い。

会話術に関しては別の記事で話しているので参考にしてもらいたい。

 

2.見えない所で闘っている事

 

普段の自分を誤魔化すのも限界がある

見た目だけでは乗り切れない

急にデートの前に着るものや髪型に気を遣う。

優しい態度をとる。会話を弾ませようとする。

仕事の会議の場で気の利いた意見を言おうと前日から準備をする。

これらは、ある程度は下準備として有効だ。
だが、そういった行為も薄っぺらで、時間がたつにつれメッキは次第に剥がれて来るもの。
ここぞという時には通用しない。

私たちの人間性は見透かされているとまでは言えないとしても普段の自分は誤魔化しきれない。
パッとしない人間が急に誰からもモテる人物になれるものではない。

事前準備は必要であるが、本当の自分に魅力が無ければ相手からの思うような反応は得られないだろう。
普段の積み重ねが私たちのアウトプットに全て現れるからだ。

誠実で目標に向かって努力している人間を人は応援し、好きになるものだ。

直接それを見てもらえば簡単だが、デートの現場でわざわざ仕事の電話をするのも下手な子芝居を見せられているようで滑稽だ。
そうでなくても何となくその人の持つ雰囲気で、どのような人かは分かるものだ。

普段どれだけ自分と闘っているかがオーラに出る

要するに、普段どれだけ自分自身や自分のやるべき事、仕事や勉強と戦っているかが目に見えないオーラ(雰囲気や印象)として表れるのだ。
誰にでも人格、品格といったものは見破られてしまうから、普段からそれを磨き続けなければならないという事だ。

どう繕ってみてもあなたの本性は顔つきや仕草に表れる。 隠しきれるものではない。

綺麗に着飾ってみても、普段からだらしない人はだらしない顔つきをしているし
逆に休日でラフな格好をしていても、経営者やリーダーなら群れを率いるライオンの様な鋭い眼差しを隠す事は出来ない。
相手にも何故だか理由は分からないが、少し話をすれば特に知性やリーダーシップと言うものは何となくオーラで感じとれてしまうのだ。

だから、普段の行動にはより一層気を付ける事だ。
いざという時、外見を整える事は最低限の準備だが、それだけでは人を引き付ける魅力的な人間と思ってもらえない。

誠実に生きよう。普段のあり方が顔つきに表れる

 

輝く人になろう

流れで生きてはいけない

仕事以外でも勉強でも、趣味でも良い
まずは何か一つ打ち込めるものを見つけて全力て取り組んでみて欲しい。

流れ作業は駄目だ。
例え流れ作業の様な仕事であっても、心は流れてはいけない。
慣れた仕事ならついつい流れで出来てしまうが、そこにはミスという落とし穴が待っている事は、あなたにも経験があるだろう。

同じ作業であってもイレギュラーな事は無いか常に確認する。人間関係を円滑にするために周囲に目を配り問題解決のためにリーダーシップを発揮しよう。
もっと効率を上げる為の改善点は無いか、提案することは無いか考えながら心を込めて作業をしよう。
その仕事の社会的な意義、目的を背中に背負ったつもりで社会に貢献する気概を持って取り組もう。

その時のあなたはまぶしく輝いているはずだ。
その輝きが強ければ強いほど、オフの時でもその余韻が残るのだ。
無論、その輝きが犯罪のような人の道に外れた行いに手を染めている時の輝きならば、それもまた内面から透けて見えるので覚悟が必要だ。

まずは、誠実に道徳心を持って正直に生きる事だ。
当たり前の様でなかなか出来ないが、極端に考える必要は無い

目標に向かって努力をしている時、人は輝いて見える

 

息抜きに時間を費やさない

人間だから時には、息抜きも必要だ。

ダラダラとテレビを見たり、酒やギャンブルもたまには良いだろう。

それでリフレッシュするのなら、息抜きも含めて充実した日常を送ればいい。
やるときは全力で精一杯やる。1日の中の数時間、1か月の中の数日間位の息抜き程度では輝きは持続しているのだ。

割合を間違えてはいけない。

だらしのない人は、その息抜きを中心にした生活を送り。流れ作業にただ身を任せる人生だ。

決して、全力と息抜きの割合を間違えない事だ。

3.憧れの人になりきる

即効性のあるやり方もある

憧れの人になりきる

あなたは人間そんな急に変われないというかもしれない
そういう時即効性があるのがモデリングだ。
モデリングとは参考にしたい人物になりきり、外見や言葉、仕草などを同じように振舞う事だ

私も相談アドバイザーを始めた当時は、売り上げ上位の先輩のモデリングをしていた。

仕草や言葉遣いまで全てまねるようにするとそれまでの自分とは違う力がみなぎって来て、相談にも説得力が出て顧客からの信頼も得られ売り上げを伸ばして行ったものだ。正に憧れの先輩が憑依した様なもの。

有名人でも、身近な人でも良い。成功者や人格者だと思える目標となる人物があなたにもいるはずだ。漠然と立派な人間になろうとしても元のあなたの存在が障害になり理想の人格になるには時間がかかる。
尊敬できる理想の人物をあなたのアイドルとして具体的にイメージしその人物になりきってしまうのが一番だ。

そのやり方は具体的だ、その人物をイメージしその人物の後ろから着ぐるみに腕を通すようにして入り込んでしまう。

これであなたはその人物になってしまった。
品格のある人々から尊敬される人物の誕生である。

そういう憧れの人物が複数人いたって良い。場面場面で切り替えて使えばいい。

一流のモデルでなければならない

注意点が一つだけある。
モデリングの対象は一流と呼ばれる人物に限るという事だ。
あなたは一流の人物を目指すわけなのだから、自分では手の届かないような人物を選んで実践しよう。

もちろん、あなたのポジションに合わせて言葉遣いや態度には気を付けなければならない。
心配しなくても一流の人間に無礼な人やだらしのない人は少ない。
もし、理想の人が立場の弱い人に横柄な態度を取ったり、言葉遣いが悪かったりしたとしたらその人は一流ではない ので別の人物を選ぶようにした方が良いですな。

行動から心理へ

出来る人間の様にただ振舞っているだけで内面に影響が出てくる。
行動により、考え方に修正が加わるのだ。

これは心理学による認知的不協和の解消という原理だ。


強制的に自分の意思に反した行動をすると、脳がその矛盾を解消しようとして、心理状態を行動に合わせようとする原理が働くことが分かっている。
自分がまだまだルーズであったり不道徳である様な現状があったとしても、成功者、人格者の様に振舞っていれば、少なくとも考え方は変わっていく。

しかもそのモデリング行動を取っている時は即座に思考回路がその人物に切り替わっている。
それが習慣となれば、今度は本来の思考が行動を導くようになり、本物の人格者になれるだろう。

複数のモデルを統合する

更に、そのモデルについては複数人いても良い。
先ほど述べたように場面場面でもしかしたらなりたい人物が違うかもしれない。

一人の人物をモデリングすることによって完璧にその人物に近づくことが出来る反面、悪く言えば二番煎じとなってしまうからだ。

理想の上司Aさんを真似たとして、Aさん未満のままである。

  • 理想の上司Aさん。
  • タレントB。
  • 尊敬する友人Cさん

この様に複数の人物を状況に応じて完璧にコピーしてみよう。

TPOでモデリングする人物を切り替える事で人間性に幅が出てくる。
また、そのギャップがミステリアスな部分となり人間的な魅力が増してくる。

最終的にはその人物たちがミックスされてあなたのオリジナルの理想の人格を手に入れる事が出来るのである。

この手法は古くから音楽や絵画といった芸術の世界でも用いられてきた手法で、一流の芸術家の技術をコピーしてそれを何人も積み重ねる事で、オリジナルの個性をもった新たなアーティストが誕生するのだ。

これを是非普段の仕事、プライベートに取り入れて張りのある生活を手に入れて欲しい。

モデリングを利用する事は、ともすると日常の忙しさの中で忘れがちだ。
油断をするとすぐに素の自分に戻ってしまう。

場面場面で、今はこの人、今度はあの人と演じる人間を常に意識する事だ。

あなたの中の様々なヒーローのように振舞っている内に本来の自分との境も消え去り、オリジナルの品格のある一流の人間性を手にすることが出来るだろう。

まとめ

以上の様に、好感の持たれる人物になるためには

  1. 最低限の見た目とコミュニケーション術で下準備をする。
  2. 普段から自分と闘い誠実な人間性を磨く。
  3. 状況に応じたヒーローのモデリングを意識して行動する。


これらを取り入れていく事をお勧めします。

その場になって格好をつけてみても人柄は見抜かれてしまう。
亀の歩みの様に少しずつで良い、日々の努力無くして人間性は変えられないのです。

今の生活の中でなすがまま、右へ左へと行先を変える気まぐれな運命に手を引かれ、欲しいものを指をくわえて見送った人生を後悔しながら死んでいくのはまっぴらではないか。

理想の人格に向けて考え方を整理したり、モデリングしたり努力する。
すると、思考回路が行動と思考を一致させる様に働き、夢や目標に対しても頑張れるようになる。
その様な人物は次第に自信やプライドが身についてきて目に見えて輝きを放つようになる。
やがて協力者、味方が現われ望む結果を手にすることが出来る事だろう。

具体的な方法が分かると取り組みやすいと思うのでその方法をを今日シェアさせていただいたところです。
今後のあなたのたくさんの友人や仕事仲間、顧客に愛されるような、華やかな人生を作り上げ夢を実現するための参考にしてもらえれば幸いです。

 

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