忙しい毎日で精神的に疲れがたまる。そんな時こそ、自分自身と向き合ってストレスを解消する必要がある のではないでしょうか。
筆者のドライブに行く理由はただ運転が楽しいだけという単純なものだが、無意識にストレス解消をもくろんでハンドルを握っているのかもしれない。
自然豊かな景色を見たり、音楽を聴いたりすることでリラックスでき、日常から離れて気分転換にもつながるため、ドライブは精神の回復に最適です。
今回は都心からもギリギリ日帰りで訪れることが出来るお勧めのドライブコース、鬼怒川上流4ダムの川治ダムと五十里ダムに狙いを定めてレポートするとします。
目次
大自然の中に突如現れる川治ダムとは
鬼怒川上流4ダム
鬼怒川上流周辺には国道交通省の管理する大型のダムが4つあり、鬼怒川上流4ダムと命名されている。
まさに四天王といった出で立ちである。
川治ダムは堤高が4ダム中一番
その中でも川治ダムは最も堤高の高い構造物だ。栃木県日光市と塩谷町の間に位置する、高さ140メートルのアーチ式コンクリートダム。
アーチ式ダムの中では日本で第4位の高さを誇る。
ここでは、鬼怒川をせき止め、洪水調節や発電を行って日光市民の生活を支えている大切なダムだ。
川治ダムの特徴と見学をお勧めする理由をいくつかご紹介するとしよう。
景色を楽しみながら散策できる
ダム湖「川治湖」は、周囲を山々に囲まれた美しい景色が広がっており、春には桜やツツジが、秋には紅葉が楽しめる。
周辺には、キャンプ場や釣り場、湖畔のあじさい公園などがあり、家族でのレジャーや釣りやアウトドアが楽しめる。
ダムに着いたらまずは管理施設だ
川治ダム資料館
・ダムの内部に入る見学ツアーもあり、ダムの構造や役割について学ぶことができる。
内部にはジオラマ模型が展示してあり、ダム周辺の地形が分かり易く自然の中で自分のいる場所に思いを馳せることが出来る。
ダムと言えばダムカード
資料館の2階に上がるとダムカード発券機がありご存知オリジナルダムカードをゲットすることが出来る。
ダムカードは全国のダムを訪れた際は必ず手に入れたいコレクションアイテムだ。
ダムカードはカードケースなどに入れてコレクションしよう
かわいい鬼怒川4姉妹というキャラクターが飾られている。
かわじは三女ということらしい。
微妙な所から顔を出す穴がおもしろい
1階はレストランになっており、コーヒーやラーメン、そして定番のカレーを食べることが出来る。
五十里ダムへ移動
鬼怒川上流4ダム中3番目の規模
次に訪れるのが奴は四天王の中でも最弱、と言われたかどうかは定かではないが、堤高の1番低い五十里(いかり)ダムだ。その高さ112m。
堤頂長は267mという鬼怒川上流4ダム中3番目の規模の重力式コンクリートダムだ。
ダム湖の面積は271㎢と日本有数の広さを持ち、ダム湖周辺は四季折々の自然美が楽しめる。
また、ダム湖は、国の天然記念物であるカワセミの生息地としても知られている。
川治ダムから車で約3分
川治ダムの近くにあり、車で約3分。近くに見晴台が用意され壮大な建造物と共に自然の景色を楽しめる穏やかな観光ダムスポットである。
管理事務所にある駐車場に車を停めて見学できる。その名も「わくわくダム資料室」
中には定番のダムカード発券機
水槽の中で鬼怒川の魚がお出迎え
鬼怒川上流4ダムのスタンプラリーもやっている。
時間に余裕があれば鬼怒川4大ダムを1日で制覇してもいいだろう。
一緒に五十里発電所カードなるものもゲットできた。
ダム湖畔には五十里ダム建設中に殉職された方の慰霊碑が建てられている。
まとめ
川治ダム、五十里ダム見学をお勧めする理由
ダムの建造物を見るだけじゃない
- ダムの内部に入る見学ツアーでは、巨大なアーチ式コンクリートダムの中を歩くことができ、ダムの建設や管理の歴史、ダムの機能や重要性について学ぶことができる。
- ダム湖周辺には、美しい景色や自然環境が広がっており、季節によって異なる景色が楽しめる。
- 湖畔のあじさい公園では野球場やテニスコートがあり春にはアジサイで一杯になったハイキングコースを楽しめる。キャンプ場では、アウトドアやレジャーを楽しむこともできます。
- 川治ダムの見学では役割や水力発電や洪水調節といった社会インフラについて理解を深めることができる。
以上のように、鬼怒川上流4ダムの川治ダム、五十里ダムは、自然環境やアウトドア、社会インフラなど、様々な観点から見どころがあるスポットです。
今週末は是非、鬼怒川上流4ダムの見学に訪れてみてはいかがでしょうか。