埼玉県のさいたま市の旧浦和地区は大宮と並ぶ商業の中心地である。
スイーツの美味しい店舗もシノギを削っており、群雄割拠有名店が名を連ねている。
浦和区常盤にあるアカシエ北浦和本店はパリの世界大会で優勝した経験を持つオーナーシェフ興野 燈氏が日本各地を回って心を揺さぶられた食材を使ったというオリジナルスイーツを取り揃えた、日本屈指のスイーツの名店である。
今回はその店内の様子と人気商品を併せて紹介しよう。
目次
アカシエとはどんな店なのか
期間限定の和栗モンブランなど
もちろんテレビで取り上げられた商品も数々。それぞれ大人気。
そのアカシエが季節限定でいくつものケーキを販売しているのだが、今年もこの時期に満を持して一年に一回の和栗のモンブランその名も彩の栗 を再登場させたというのだから頂かない訳にはいかない。
地元埼玉県の日高の和栗を使った究極のモンブランをはじめ、テレビで紹介された絶品という名のチーズケーキなど、その中身はどうだろう。
駅から近い好立地で訪れやすい
場所はJR京浜東北線「北浦和駅」から徒歩７分
大通りからほんの少し入った路地の落ち着いた場所
スッキリとしたスタイリッシュな店構えで営業されている。
駐車場は隣にあるコインパーキングと提携
常に駐車場にはアカシエの紙袋をやソフトクリームを手にした家族連れやカップルが満足げな顔で車に乗り込みある者たちはいそいそと車を停めて、期待に目を輝かせて店舗へと足速に向かって行く。
つまり満車に近い状態でも少し待てば空車になる程の回転率だなのだ。
車を停めたら駐車証明書を発券しよう。
1,500円以上の購入で30分無料となる。
日曜の午後の店内
客の多さに合わせて動線しっかり
来店したのは日曜日の午後
有名店らしく中々の人の多さだ
店内はそのままだとあまり動線が良い作りになっていないにもかかわらず、来店客の商品選びから会計、商品受け取りまでが滞る事なく流れている。
焼き菓子はこちらケーキはこちら会計はあちらと
それが的確な看板と足元の表示によって制御されているのだから行列の出来る一流店は一味違う。
頻繁な補充で在庫を維持
店内にはメインのケーキ類を中心に数々の創作スイーツが所狭しと、それでいて上品に並べられている。そこへ続々とお客さんが流れ込んでくる。
活気に溢れている。
流石に日曜日の午後だ。ホールケーキの棚には空きがある。
しかしカットケーキの棚は在庫がまだまだ十分に揃っている。
日曜の午後には陳列棚はガラガラで空間が目立つといった零細スイーツ店とは訳が違う。
恐らく長年の経験から季節や時間帯で計算された商品ラインナップで廃棄ロスと品揃えの両立のノウハウを成熟させてきたのだろう。
旬の人気商品彩の栗も無くなりかけた所で補充が入る見事なタイミング。
豊富な商品ラインナップ
ガトーショコラ
ガトーショコラやサブレショコラなども販売中。
贈答用
箱詰めの贈答品コーナーもある。人気店だけあって贈り物を買い求める人も多いのだろう。
焼き菓子コーナー
焼き菓子コーナーで美味しそうなマカロンやクッキー類を選ぶ人たちで賑わう店内。
情報番組で取り上げられたジュレのコーナー
一つひとつのパッケージ、ポップも洗練されている。
筆者の目の前で次々と手に取られていく程の人気。
厳選された素材を使ったジャム類
オーナーのこだわりが伝わってくる。
グッズ類
Ｔシャツやバッグなどのアイテムも販売
注文を受けるショーケースとレジを離して会計もスムーズ。
商品受け取り待機エリアには人気商品のポスターでアピール
今回購入した代表的なケーキ4品
エクスキ
名前の由来は絶品という意味らしい。
カモミールの香りがアクセントのアカシエオリジナルのチーズケーキ。
ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキの二層構造。
柔らかく滑らかな食感に、濃厚なチーズのコク。カモミールの香りはほんのりハチミツを連想させる。
それらが口の中でハーモニーを奏でる絶品という名に相応しい。
アントワネット
フランス王妃「マリー・アントワネット」を表現したという。
薄いパイ生地の上にミニシュークリームが乗っている。大きなバラの花びらが目を引く。
全体的に甘さ強めでコーヒーによく合う。
甘酸っぱいバラの香りのする上品な仕上がりだ。
ベースの生地の中には甘酸っぱいベリーのジュレがアクセントを添えている。
ル・ショートケーキ・オ・フレーズ（苺のショートケーキ）
アーモンドを使ったスポンジ生地はしっとりフワフワで全くパサつかない。
スポンジは薄く、その分厚くサンドした北海道産の純生クリームはカスタードでコクを加えている。
その中にどこを食べても出てくる様にふんだんにいちごを敷き詰めてある贅沢なショートケーキだ。
彩の栗（和栗のモンブラン）
利平栗をはじめとした埼玉・日高の和栗を使用した期間限定の逸品。
今回はこれが目当て。
和栗の強い香りが際立つ。
新鮮な栗を絞り出した滑らかな中に栗の繊維を感じられる様な口触りのペースト。
アーモンド風味のダックワーズ生地上のクリームにはもちろん、カットされた栗の個体が隠されていて２度美味しい。
まとめ
埼玉スイーツの激戦区浦和で大評判。
もはや全国区となったと言っても過言ではない名店アカシエ。
商品の完成度はもちろんの事、そんなに広くはない店内の動線がしっかりと確保されていてストレスの少ない数少ないパティスリーだ。
数々の名物商品を味わいに遠くから足を運ぶ価値は十分あると思います。
アカシエ北浦和本店
埼玉県さいたま市浦和区常盤10-6-11
Tel: 048-829-7007
JR 京浜東北線・根岸線「北浦和駅」より徒歩7分
【営業時間】10：00～18：00
【定休日】 火曜日・水曜日
・アカシエ ホームページ
Follow me!
